気を付けていてもついついやってしまうのが、ニットのひっかけ。
お気に入りの服を着ている時に限ってやってまい、落ち込むこともありますよね?
私もつい最近やってしまいました!!
みごとなひきつれ、ほつれ、ショッキング!
生地が引きつれて、輪っかが出てしまうのを見ると泣きたい気持ちになりますが、ほつれ補修針を使えばある程度治せるので、ご紹介しますね。
ニットのほつれ直しのやり方
ひっかけた糸(輪っか)は絶対に切らない
生地から飛び出した輪っか。気になりますよね?
思わず切ってしまいたくなりますが、絶対に切らないでください。
一瞬きれいになった気がしたとしても、今後着用したり洗濯を重ねると穴が開いてしまうこともあります。穴が開いてしまうと素人では補修が難しくなるので、切らないように気を付けてくださいね。
生地を引っ張り引きつれをを直す
ひっかけた周辺の記事は引きつれていると思います。
そこでまずはその引きつれを直すために、引っ張ります。
まずは引きつれを起こしている場所よりも少し遠いところを上下・左右にひっぱります。
次は斜め方向にも引っ張ります。
これで、少し引きつれが目立たなくなります。
軽いひっかけであればこの時点で、飛び出していた糸も元に戻りますよ。
しかし、今回はまだ糸が盛大に出ていますね。
ほつれ補修針で飛び出した糸を引き込める
あとは飛び出してしまった輪っかの糸を裏側に引き込みます。
この時に使うのがほつれ補修針です。
この針、普通の縫い針と違って糸を通す穴がありません。
飛び出した糸の根本に刺して、糸をからめて裏に引き込みます。ぐるぐる回しながら刺すといい感じに糸が裏側にいきました。
ほつれ補修針で糸を裏側に引き込むとこんな感じで裏側に糸が出てきます。
最後はアイロンをかけて完成
ここまででだいぶきれいになりました。
表から見たところ。引きつれは少し残っていますが、穴はほとんど目立ちません。
あとはアイロンをかけるとより跡が目立たなくなりますよ。
ここまで、作業時間は5分程です。
素人かつ不器用な私でも簡単にできました。
ニットのほつれ、お店で直せる?
ニットのほつれの修繕はお店でも対応しています。
洋服のサイズのお直しをしているお店や、修繕の専門店もあるので探してみてくださいね。
お店での修繕価格は?
お店にニットのひっかけのお直しをお願いするといくらかかるでしょうか?
ニットの素材や編み方、ひっかけ傷の状態によりか買うは変わってきますが、
でできるようですね。
大事な高価な洋服の場合ははじめからお店にお願いするというのもいいかもしれません。
ニットのほつれ直しのまとめ
大事な洋服をひっかけてしまい、
- このまま着るか?→ちょとかっこ悪いよね。
- お店に持っていくか?→面倒だし高かったらどうしよう。
と悩んでいましたが、自分で直して大正解でした。
IDカードに要注意
今回、ひっかけてしまったのは首から下げるタイプのIDカードのケースの角です。
会社から支給されたものをそのまま使っていたのですが、角が少しギザギザしていたんですよね。
これにこりて、すぐに角が丸いタイプのケースに交換しました。
市販のものを使えるようなら、洋服を傷つけないタイプのものに交換することをおすすめします。
余談ですが、IDカードにボールペンをひっかけていて、そのボールペンで洋服を汚してしまったこともあるので、IDカードには要注意ですよ!
ほつれ補修針はとっても便利
ほつれ補修針は細いものと太いものの2本が入っているので、細かい網目のニットにも荒い網目のニットでも対応できます。
簡単に補修できるので一家に1セット備えがあると安心ですよ。
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