プレミアム商品券って何?対象者は?金額は?<消費税増税対策>

プレミアム商品券 MONEY

2019年10月から消費税が8%から10%に上がることが決定しました。

景気への影響を避けるためにクレジットカードで購入した場合は2%のキャッシュバック(※)などの対応を検討しているようですが、さらにプレミアム商品券の検討がされています。

(※2018年11月には5%キャッシュバックを検討とのニュースも)

プレミアム商品券と言えば、2015年にも発行されましたが、今回のプレミアム商品券はどのようなものなのか紹介します。

 

プレミアム商品券・ポイント還元は2兆円!?

2018年12月20日の経済財政諮問会議では、消費税増税後の経済対策のための踵腓喚起策として2兆円の予算を計上したようです。

2兆円の内訳はこんな感じです。

  • プレミアム商品券
  • キャッシュレス決済した際のポイント還元
  • 住宅購入への支援金

先日paypayの100億円もインパクトがありましたが、2兆円とはさすがは国の政策ですね。

2兆円の予算とは別に自動車や住宅を購入したときの減税も0.3兆円実施するそうです。

いろいろな施策がされるようですが、自分がどんな施策を利用できるかは詳細が決定しないと分からないですね。

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プレミアム商品券の対象者は?

まなみん
まなみん

うちはもらえるのかな~?

購入対象を住民税非課税世帯と0~2歳児がいる子育て世帯に限定。

どうしん電子版より

購入対象者が限定されているので対象者全員に補助するわけではなく、対象者のうち購入を希望する人に販売する形のようですね。

年収制限あり

まずは年収制限ですが

住民税非課税世帯:専業主婦と子ども2人のいる世帯で年収256万円未満

となっています。

年収400万~500万円に拡大する案もある

そうです。

補助するなら対象が少なすぎても効果が少ないと思うので少なくとも年収500万円くらいには拡大してほしいですね。というか年収制限っているのかな?

手続きが複雑になるだけだと思うのですが?

子育て世帯も対象

子育て世帯の負担を軽減するために

0~2歳児のいる世帯

も対象になるようです。

まなみん
まなみん

本当にお金がかかるのは高校生・・・

と思わないでもないですが、若い世代を応援しようということかもしれません。

わが家の場合は思いっきり対象外なのであきらめもつくのですが、ギリギリもらえない場合はかなり悔しいですよね。

こちらもどのような手続きになるのか気になりますね。

ただでさえ、小さなお子さんがいて毎日大変なので、手続きが簡単にできることを望みます。

プレミアム商品券はいくら得なの?

まなみん
まなみん

それでいくらお得なの?

2万円で2万5千円分の買い物?

11月8日に政府が検討した内容としては

1世帯ごとに自己負担2万円で2万5千円分の買い物や飲食ができる。

どうしん電子版より

としていました。

1世帯ごととなっているので、1世帯で何冊も購入できないということでしょうか?

5千円分を国が負担するようですね。

額面500円を2割引きで購入?

しかし、11月20日の公明党の提言では

額面は1枚500円程度を想定し、割引率は示さなかったが、政府は額面より2割安く買えるようにする方向で検討に入っている。

どうしん電子版より

としているので方向性が変わったのですかね?

購入上限が個人単位で制限されるようですがどのように運用されるのでしょう。

割引率としては20000円で5000円補助でも、500円の商品券を2割引きで購入するのも同じですが、少ない額面で購入できる方が購入しやすいとの判断でしょうかね?

どちらにしても商品券を印刷したり、発行の手続きするなんてかなりのコストの割には1世帯の援助額5000円は少ないような・・・。

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中高所得層向けのプレミアム商品券に代わる特典は?

プレミアム商品券の対象者にならない層にはクレジットカード等でのキャッシュバックが検討されています。

2018/11/22 5%ポイント還元を9か月

安倍晋三首相は22日、2019年10月に予定する消費増税への経済対策として、クレジットカードなどを使ってキャッシュレス決済した際に5%のポイント還元を検討する考えを表明した。増税から20年夏の東京五輪前までの9カ月間実施する。

日本経済新聞より

より詳細なポイント還元に関するニュースが出ましたが、%がアップしていますね。

これだと、消費税増税後に購入した方が3%お得になるので買い控えが起こるかもしれませんね。

本当にこうなるなら、うちもカードの限度額を上げてもらって増税後に買い物しようかな?

 

2018/11/17 2%ポイント還元

クレジットカードや電子マネーを使って中小店舗で買い物した際に、増税分の2%分をポイント還元する。

どうしん電子版より

2%のポイント還元なのでプレミアム商品券の20%には及びませんが、キャッシュバックは嬉しいですね。

「中小店舗」というのがどのような店舗を指しているのか気になるところですが、続報を待ちましょう。

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以前もプレミアム商品券発行はあった?

ちょこちょこプレミアム商品券の発行は行われていますが、全国規模で行われたのが消費税率が5%~8%に上がった後の2015年ですね。

全国の自治体の97%で実施されたようです。

運用は各自治体に任されていたため、対象者や割引率は自治体によって違っていたようですが、20%のプレミアムを付ける自治体が多かったようですね。

自治体によっては子育て世帯には商品券をプレゼントしていたようです。

私の住んでいる自治体では

  • 10000円で11000円使える商品券
  • 子育て世帯には商品券プレゼント

という運用がされていました。

割引率は他自治体より低かったものの、子育て世帯にプレゼントされたのは嬉しかったです。

使用できるお店に普段から使っているスーパーやコンビニエンスストアも含まれていたので、10万円くらいは購入したと思います。使用期限は半年ほどありました。

プレミアム商品券まとめ

消費税増税の負担軽減のためのプレミアム商品券発行の施策ですが、なんだかモヤモヤしてしまうのは私だけでしょうか?

対象でないというのが大きいですが、コスト(税金)がかかりすぎるのがどうしても気になってしまうんですよね。

前回(2015年)のプレミアム商品が発行されたときも印刷の費用以外に「プレミアム商品券使えます」のステッカーが利用可能店舗に掲示されていた気がします。

コールセンターなども設置されることを考えるとコストに見合った施策なのか本当に疑問が残りますね。

本当に10%にすることが必要であるならば、堂々と消費税をあげて税収をぜひ国民の幸せのために使って欲しいです。

 

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