paypayで大規模な不正利用がされているようです。
購入額の20%ポイントバックや、40人に一人全額ポイントバックなどの100億円プレゼントキャンペーンで注目を集め、10日ほどでキャンペーンが終了してしまったpaypayですが、今回は良くないニュースです。
paypayへの登録方法・利用方法についてはこちらをご覧くださいね。
paypayでクレジットの不正使用?
Twitterなどで、クレジットカーで身に覚えのない高額使用のメールが届いたり、クレジットカード会社からの連絡が入ったりした報告が多数上がっているようです。
そのなかで利用履歴にpaypayの記載があったたためpaypayを利用しての不正利用であることが発覚しました。
paypayの登録・利用がなくても注意が必要
今回の不正利用はpaypayを利用していない人の中にも多くの被害者がいることから、paypayから情報が流出したものではないとみられています。
何らかの形で流出したカードの番号がpaypayに不正に登録され、利用されたと推測されています。
ということは、急いでpaypayからクレジットの登録を削除したり、paypayの登録を削除しても防ぐことはできないので落ち着いて対応してくださいね。
paypay不正使用の対応策
今のところ、対策ができることとと言えば、カードの明細をしっかり確認することぐらいしかできないようです。
paypayに登録ができる以下のクレジットカーをを持っていたら、paypayに登録がなくても数か月は明細をしっかり確認しましょう。
- VISA
- Master
- Yahoo!JAPANカード
特に、ペーパーレスでWEBで明細を見るようなクレジットカードは特に注意が必要なので気を付けてくださいね。
ペーパーレスを勧める案内をしつこくもらうのですが、クレジットカードの明細は必ず郵送してもらえるようにしています。
普段あまり利用の無いカードが不正利用される可能性もありますので、この機会にクレジットカードを整理するのもいいかもしれませんね。
現在、paypayのアプリにも「お客様へのお詫び」としてメッセージが表示されています。
その中で、
クレジットカードを不正利用された疑いのある場合は速やかにクレジットカード会社にご連絡ください。
と書かれています。
おそらくpaypayに連絡しても対応してもらえないと思いますので必ず速やかにクレジットカード会社に連絡しましょう。
なぜpaypayが不正利用に使われたのか?
なぜpaypayが不正利用に使われたの?
おそらくもともと何らかの方法でクレジットカード番号が収集されていて、不正利用する条件がpaypayに揃っていたと考えられます。
実店舗で不正利用する場合
実店舗でクレジットカードを利用する場合は、カードそのものが必要になります。カードの番号・有効期限・セキュリテイ番号がわかっていても利用できません。
カードを偽造するとなるとかなりコストがかかります。
さらに、サインや暗証番号を求められるのでさらにハードルが上がります。
ネットショッピングで不正利用する場合
ネットショッピングでクレジットカードを利用する場合は番号等の入力のみでカード自体は使えます。
しかし商品を届けてもらうため、名前や住所の登録が必要になります。
また、名前や住所を偽ったとしてもカードを利用してから商品が配送されるまでタイムラグがありますので、その間に不正利用がばれて配送がストップされ商品を受け取ることができません。
paypayの場合
paypayの登録には名前も住所も必要ありません。
クレジットカードの情報と電話番号の登録だけで利用することができます。
しかも、実店舗で利用する時も暗証番号やサインの必要がないので、簡単に買い物をすることができ、その場で商品を手にすることができます。
不正利用のお知らせがカードの持ち主に行くころには、商品を手にしているのです。
あとはpaypayの登録を抹消して商品を転売すれば簡単に現金が手に入ります。高額の不正利用が多かったのも転売するためでしょう。
paypay不正利用まとめ
今回の不正利用はpaypayの登録の簡単さ、利用の簡単さが裏目に出る結果となってしまいました。
一気に利用者と知名度を上げたpaypayで追加ポイントキャンペーンなども噂されていますが、まずはこの問題にしっかりと対処してもらいたいですね。
- paypayを利用していなくても数か月はクレジット明細の確認
- 不正利用があったらクレジットカード会社に速やかに連絡