e-Taxがマイナンバーカード・カードリーダー必要なしの「ID・パスワード方式」で利用できるようになったので、届出に行ってきました。
e-Taxのメリットなどはコチラで紹介していますのでご覧くださいね。
また、平成29年度から医療費控除に医療費のお知らせが利用できるようになりました。利用方法や注意点が知りたい方はコチラをご覧くださいね。
e-Taxをマイナンバー・カードリーダライタなしでする方法
以前は自宅やオフィスにいながら確定申告ができるe-Taxを行うためにはマイナンバーカードとカードリーダライタが必要でした。
この二つをそろえるのが面倒でこれまでは税務署に出向いて提出または郵送で提出をしていました。
平成31年度1月からはマイナンバー・カードリーダライタなしでe-Taxが利用できるようになりました。
これなら私も利用したい!
税務署でe-Tax開始の届出書提出
マイナンバー・カードリーダライタなしでe-Taxを利用するためには税務署でe-Tax開始の届出書提出が必要になります。
たまたま、私の住んでいる地域では「ID・パスワード発行会」が開催されていたためそちらに行ってきました。
e-Taxの届出書提出に必要な記入事項
ID・パスワード発行会に行ってみると、かなりの人数が並んでいました。15分程待って順番が回ってきましたよ。
手続きはPCに入力して行い、身分証明のみ職員が行いました。
PCに入力する主なものは以下です。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 生年月日
- パスワード半角英数小文字8桁以上
- 秘密の質問
秘密の質問はよくある
- 母親の旧姓は?
- 出身小学校は?
とかそういう質問です。
どんな質問を選んだのか、後で渡される書類に記載しておくといいかもしれませんね。
本人確認書類を職員が確認
最終登録をする前に運転免許証などの本人確認書類を職員の方に確認してもらいます。
登録が終わると3枚書類が印刷され渡されました。
申請の仕方やID・パスワードが記載されているので大切に保管しましょう。
2枚目:ID・パスワード方式の届け出が完了したというID(利用者識別番号)が書かれた書類
3枚目:e-Taxから申告できるよという説明が書かれた書類
入力がスムーズに進めば本当に5分程で届出は終了します。
何かわからないことがあったら職員の方に質問できるので安心ですよ。
お疲れさまでした~。
本人以外でもe-TaxのID・パスワードの発行はできるの?
今回、自分の分とできれば夫の分も手続きをしようと思い、夫の身分証明書も持参しました。
これで、夫の分もe-Taxを利用できるのでかなり楽になります。良かった~。
e-Taxのマイナンバーカード方式とID・パスワード方式の違い
http://www.e-tax.nta.go.jp/kanbenka/index.htmより
平成31年1月からID・パスワード方式でもe-Taxが利用できますが、もちろん今までと同様にマイナンバーでe-Taxの利用もできますよ。
マイナンバーカード方式に必要なもの
- マイナンバーカード
- ICカードリーダライタ
上記を自分で用意。
ID・パスワード方式で必要なもの
- ID(利用者識別番号)
- パスワード(暗証番号)
上記を税務署(または発行会)で発行。
今後もe-Taxにマイナンバーカードはいらないの?
実はこのID・パスワード方式はe-Taxの利用者が増えないための救済措置なんです。
そこで、今後マイナンバーカードの普及が進んだらID・パスワード方式はなくなるかもしれません。
マイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応です。
お早めにマイナンバーカード方式でのご利用をお願いします。
e-Tax ID・パスワード方式の届出のまとめ
手続きをしておけば平成31年1月以降、確定申告書等作成コーナーにおいて、ID(利用者識別番号)とパスワードを使用して、e-Taxによる申告が行うことができるようになりますよ。
これは、便利!
平成30年の確定申告会場などで既に「ID・パスワード方式の届出完了通知」を受け取った人も平成31年1月からID・パスワード方式が利用できますよ。
また、確定申告でe-Taxを利用したら記事にしますね。
e-Taxで確定申告しました!とっても簡単でしたよ。
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